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【自重遊戯】フロントレバーの巻

ストリートワークアウトでお馴染みの技ですが、日々のトレーニングにちょっとの頑張りをプラスするだけでマスターできるという意味では非常にコスパの良い技、というか種目(?)なんじゃないかと思ったので推しまぁす。

その程度でマスターしたとか、なめんなよ?て思われる方もいるかもしれません。だけどもまあ、ある程度クオリティはピンキリあるものだと思ってご了承下さい。


・YouTubeは参考になるけど
フロントレバーができるようになるまでのプロセスに補助種目というのは不可欠で、段階を踏んで強度を高めていき形をフロントレバーそのものに近づけていくというやり方が定石です。

が、YouTubeの動画で紹介されている補助種目が数多くて、どれをどの量で取り入れていけばいいのか悩みました。まさかこれを全部やれと?…まあ、やれることならそれに越したことはないですが、ルーティンで行なっているトレーニングと差し障りなく並行して継続できなければいけません。要は過不足なく努力して効率よく美味しいとこだけを摘みたい。

健康増進程度のボディメイクが主目的ながら今まで鍛えてきただけあって、ゼロからスタートするよりも多少はアドバンテージが利いて習得しやすかったのだと思います。こうして記事にまとめられるようになるまで3ヶ月程の期間やってきた必要最低限のことを解説します。


・まずは力量を知る意味で
早速フロントレバーに挑戦してみましょう。いきなりできちゃうんぢゃね?と思うのがトレーニーの性分です。ほら、こうやってストレートアームプルダウンの要領でやれば体が自然と


…浮かない。


というのは私の例。最初は本当にどうやったら足先まで伸ばして体を水平に支持できるのか全くコツを掴めず…辛うじて両膝を引き寄せた状態なら出来ました。まだ単純に力が足りなかったようで。

▼まずはここから始めましょう。

これくらいなら難なくこなせてしまうトレーニーは多いと思います。まだ厳しいという方も、まずはここを目指すつもりで。反動を使ってでも、下半身を前に投げ出して一瞬でもキープするように心掛けて何度も反復します。このやり方は私が実際に、フルに両足を伸ばしたフロントレバーへと移行する際にも行った方法で、シンプルながら効果的ですのでやってみてください。数秒でもキープできるようになったら更に秒数を伸ばしていくつもりで、インターバル3分で3セット行います。10秒も安定してキープできるようになったら次のステップへ進みます。


▼じゃあ片足だけ伸ばしてみてみよう。

両足を引き寄せたバージョンである程度キープできたら、さほど難しくないと思います。きっとすぐできるはず。これもインターバル3分で3セット行います。

 

・両足を伸ばしてやってみよう!

片足だけ伸ばしたバージョンで20秒弱キープできるようになった時点でも尚、フルに両足を伸ばすとまったく止まれず、片足→両足(フル)ではいきなり強度が上がり過ぎなのか?と、もう1段階踏んだ方法として開脚でのキープも試みたのですが、強度的には片足だけ伸ばしてやるのとあまり変わらない気が…。両足を伸ばすと途端に強度が増して難易度が上がるという体感なんですが、それが果てしなく高い壁のように思えました。

 

やはりフロントレバーがやりたいならフロントレバーの練習を。


前段階までの方法で地力をつけたらあとはやるだけ!ということで、足を前に上げるとと止まっていられずに落ちてきてしまうところを、ネガティブを意識して丁寧に下ろしていく。反動がつかないようにコントロールして何度も繰り返します。

 

▼疲れてできなくなるまで繰り返します。インターバル3分で3セット

この反復動作は私はまだ連続で10回もできませんが、実は既に名前がついてる?ボディメイクにも効果的な立派な種目だったりするんでしょうか。全然アリだと思うのですが。

 

以上の方法は、週2回で回している背中のトレーニング時の冒頭に行いました。インターバル含めてだいたい10分程の事ですが、これくらいの時間と労力で身につくなら高コスパなんじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。

 

すると…

 

▼だんだん止まれるようになってきました。

一応できていると言える見た目だと思うのですが、もっと体を一直線に伸ばして且つ長時間キープしたいです。腰の部分が屈曲してるのはよく見かける例で、自分はできているつもりでもカメラに撮ってみたら、体が折れ曲がっていたり足が上がり過ぎて水平じゃなかったりして、なんだ全然できてねえじゃん…と私はなりましたので、皆さんも気をつけて下さい。だって水平じゃないフロントレバーってマジで微妙だと思うので。