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【珍種目】コーナーチン&プルアップ

パワーラック活用ネタでございます。

 

ケーブルではアタッチメントを付け替えさえすればバリエーションに富んだ引き方が出来ますが、いつもながらこれを同じように自重でやりたいと思う事しばしば。過去に試行錯誤を重ねてきた実績があるにはあるんですが、なかなか定着しません。

 

▼これくらいバリエーションが豊富だったら良いのだけど

ラットプルダウンよか背中のメイン種目であるプルアップをなんかいつもと違ったやり方でやりたいなーと考えあぐねていたら、まだ試していない方法があることをふと思い出しましたので、早速実践してみました。

 

その方法を認知したのは遡ること6年前。

 

▼ソースはIRONMANのバックナンバーから

最近は全然読んでないので、今も続いてるのか分かりませんが昔はニック・ニルソンという方が変わり種なトレーニングの方法を紹介するコーナーがありました。いつも後ろのページにモノクロの不定期掲載で、休載の時はがっかりするくらい毎号楽しみにしていたものです。

 

▼パワーラックのフレーム部分の隅っこを利用する

フレームのパイプが太い形状であるのは丈夫さの証であってメリットでしかない訳ですが、これを掴むとなると、このタフスタッフのパワーラックは結構厳しい部類に入るかと思います。まあ、ファットグリップを咬ませてると思えばいいだけの事です。

 

さて、この通常ではありえない角度のグリップでのプルアップですが、具体的にはどんな効能があるんでしょう。

 

ニック・ニルソン曰く

 

この方法は実施するなら、まずプルアップを通常の方法で6〜8レップできるだけの筋力であること。

 

ぶら下がった瞬間に、強烈な刺激が広背筋に伝わるのを感じられるはず。

 

トップではできるだけ高い位置まで上げて、下ろす動作はゆっくりと行う。

 

ボトムで肘を完全に伸ばして広背筋を最大限ストレッチさせよ。ただし肩関節は伸ばしきるな。ボトムで力を抜けば関節に負担がかかる。緊張を保つよう意識せよ。

 

体を引き上げるときは、両手で握っているフレームを前方に押し出すように意識して、引き上げるようにするとなお良い。

 

この種目は通常のプルアップに比べると、広背筋への刺激も強く難易度も高い。特に広背筋の外側部への刺激が強いため、Vシェイプを強調したい場合はお勧めの種目。

 

と、こんなん書かれたら、やらない理由が一つもないぢゃんね。

 

気になるのは、ほぼフルに手を内旋させてるので、この角度の握り方自体に関節に負担がかかるなどの問題が無いかどうか。

 

まあ、やってみましょうか。

 

まず

 

角から45cmほど離れた場所を握るとありますがタフスタッフのパワーラックの場合、ケーブルオプションが邪魔して、どうしても手幅が狭くなってしまいます。

 

▼それでもやってみた

 

なるほど。意外とやり辛くないし、コツとしてフレームを外側に押し出すように意識して引き上げよとありましたが実践してみたら理解出来ました。

 

とまあ、要領は分かったから良いんですが、できるだけ高い位置まで上げることというので引ききるように意識するにはするんですが、手幅がもうちょい広くないと難しいのかも。惜しい。

 

▼チンニングもやってみた

今度はフレームの裏側に掴まって引いてみましたが、これがなかなか良かです。むしろこっちの方がハマってしまった。

 

バーに掴まってやるのと違って、すぐ真上の天井に照明が付いてなくて邪魔じゃないから引ききることが出来て気持ちが良いです。ストレートバーと違って角度がV型に向いてて、やり易く感じるというのもあるのかも(肩関節固いので)。もちろんパイプが太いので握り辛くはありますがね。

 

・追記:ニック・ニルソンについて 

なんとなんと

 

YouTubeやってたのかよ!!笑

 

完全なる俺得。

 

見てみたら、今回のコーナープルアップの動画もありました。

 

▼本家のコーナープルアップ

他にも、変なやり方のトレーニングがアップされていて面白いぞ!

 

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