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【レビュー】PRIME RO-T8 ハンドルの汎用性が異常に高い件について

日本国内では価格も異常に高い件についても触れようと思いましたが割愛します。この度は海外通販で購入しました。一言で表すと、ずっと遊んでられる逸品。個人的アタッチメントオブザイヤー。

 

…なんて、絶賛しましたけどもね。本当の良し悪しはこれから使い込んでいく内に分かるものだと思っています。しかし、届いて早々に時間が経つのも忘れるぐらい、いじって色んな種目で試すのに夢中になったのは事実なので。実際に勢い余るようなテンションで、これを綴っている次第ですので悪しからず。

 

・国内で買うよりかは安いとはいえ

結局22,255円も掛かりました。プライムフィットネスのアタッチメント一式の類似品がセットでAmazonで売られているので、それと迷ったんですが、この一番欲しかった左右独立型のハンドルの形状がよくよく見てみると本物と違うし、注意書きに「(左右の)1〜3cmのズレは許容して下さい」なんて書いてあるし笑 なので、今回はそっちの方に手を出すのはやめました。興味がある人はAmazonで探してみて下さい。

 

・首をなが〜くして待つ気満々も1週間で到着

意外と届くのはや〜。昨今の物流スゲ〜。

 

▼グリップの形状を他社製品と比較

白い汚れは液体チョークです。

 

上の画像がDSグリップ

下の画像がPRIME RO-T8 

 

▼握ると違いは更に如実に

大きく異なる点は、後者の方は親指を活用できるという事。前者は、ほぼサムレスグリップの握り方になるのに対して、後者は尖った部分を親指でガシッと握り込むことができます。もちろんサムレスでも握れます。そもそもプル系はサムレスの方が背中で引きやすいだとか諸説あるお陰で、私も長いこと当たり前のようにそうしてきて実際そんな気もしているんですが、個人的には単にチンニングを回数重ねる事を目的にやる場合は親指で巻き込んで握った方が回数が伸びる傾向があります。

 

▼こんなふうに可動するよ

このデュアルアクション(?)によって、カールやプレスの種目がパドル型のグリップながら可能という訳です。

 

▼とりあえず、バーに吊るしてみた

他の製品の付属品であるストラップがここでも役に立ちました。カラーリングもお揃いでビジュアル的には満足。かつてのDSグリップでチンニングをしようとしていた、あの頃の苦労はなんだったんだろうとね。いとも簡単に吊るせて、しかも手幅も向きも自由自在となりました。パドルグリップ大好き野郎には鬼に金棒的なフォーメーション。

 

▼まずはチンニング

個人的にチンニングは背中の最重要種目。よく飽きずに延々と食べていられるくらい美味い酒のお摘みを無限〇〇なんて呼称したりしますが、これはまさしく無限チンニングですね。引き易いから疲れ知らずで延々と出来ちゃうみたいな。まあ、実際そんな訳無いんですけど。はは。

 

・ではラットプルダウンをするとしたら

これには別売りの、ワンタッチで取り付けられて大変便利な純正のアタッチメントがあります。しかし、それがまた高いんですわ。だからわざわざ買わなくともね。という訳で代用が利く物で賄う作戦で。

 

▼例えば、こうする

ちょっと攻めた付け方。これでも出来るんですけど、見た目の危なっかしさ。

 

▼これが正解

▼より強い収縮を実感

限界まで引きつけても、バーが胸に接触するまで全然距離に余裕があります。初めてDSグリップを使ってみた時も初めて味わった収縮感に感動したものですが、その先があったとはね。これも採用。だけど種目がラットプルダウンばかり多過ぎ問題。

 

▼さらにワイドでやりたい場合はこう

クロスオーバー用のケーブルを利用すると、パワーラック内のスペースギリギリの幅で引けます。このバリエーションでは、やってみたら期待していたほど大円筋に効かなくて草。もっと広角でないといけないとか? レギュラー入りは保留。修練します。

 

▼シーテッドローーーーー!

無駄にレンジが短くなるのも嫌なのでプーリーのカラビナに直付けで。するとニュートラルグリップに。先に購入して使っていたナロータイプのDSグリップはアンダーグリップのタイプ。買い足す程じゃないにしろニュートラルグリップも実は使いたがっていたので丁度良しとなりました。

 

▼引きしろ(レンジ)よ〜し!

既存と引き比べてみてとりあえず…アンダーグリップとニュートラルグリップそれぞれの効きの違いが実感できて良かったです。あれこれアタッチメントを付け替えたりして背中トレ好きを自称してるくせに、その辺の感覚が音痴では情けないですから。

 

余談ですが、背中はローイング系で厚みをつけてプル系で広がりがつける…なんて言われてみると、なんとなくイメージが当てはまるけど実際はかなり怪しい説です。背中はローイング系でも広がるはずだしプル系でも厚みは増すはず。

 

この手幅でこのグリップならピンポイントでこの部位に効く!…といった説明書きもあてにせず、参考程度に留めておくのがいいと思います。使ってみてその通りだったら言う事無しですが、人それぞれ体のクセにもよると思いますので。

 

多種多様なマシンを使って、様々な軌道を描いて引いたりすれば楽しいでしょうし成果も上がりそうなんですが、現在の設備では色々な体勢から様々なグリップと向きで引いてケーブルをフル活用する事が限界ですね。息を切らしながら次の種目に移行する毎にアタッチメントを付けたり外したり置いたり退かしたりするのは面倒臭いし、余計に疲れますが目的に沿ってアタッチメントを使いこなしてたくさんトレーニングする面白さには代えられません。

 

▼アームカール

抜群に効くという感じではなく、通常のシングルハンドルでやるよりかはこっちの方がいいのかなという程度。しかも物珍しさでだいぶ加点されてる感も否めないけど。

 

このPRIME RO-T8のハンドルに限らず、どの角度から最大まで巻き上げてもケーブルが邪魔にならないハンドルがあったら便利だろうなあと他力本願。

 

・じゃあ、プレス系の種目ではどうなのよ

公式のデモ動画では悠々とケーブルクロスオーバーとプレスダウンを披露してますが、実際の感触やいかに…

 

▼ケーブルクロスオーバー

プレス系の動作では自ずと、手首は背屈してグリップを面で捉えるような形で押し込むようになります。最初は違和感ありますが、すぐに慣れました。通常のハンドルより胸を寄せられてるのを強く感じる点が大いに◎。

 

▼プレスダウン

ボトムからトップへ押し込む過程でグリップがぐるんと回転して、まあそれがウリで、どれほどの効果か期待していたんですが、ファーストインプレッションとしてはしっくり来ませんでした。まあ普通の手応え。アームカールと同様に不得意部位であるからなのかもしれません。

 

▼【番外】ディップス

余興としてちょっとやってみました。

 

グリップが動くのでトップの位置まで押し込んだ時の不安定感は否めず、あえてディップスをこれで行う必要性は無いと思います。個人的にはグリップの接地面積が広い部分を押し込む感覚が、吊り輪とは異なる手応えに感じて気に入りましたので、マンネリ防止のイレギュラー種目として採用。

 

▼グリップをこの向きで固定できたらいいのだけど

▼実際はこんなに動いちゃうから

手首をグキっとやらないように要注意です。まあ、公式も含めて誰もこれでディップスしろだなんて言ってないのだけど。

 

総括的な感想なりますが、必要に応じてグリップの角度を固定できたら尚良さそうですね。実現できたらプレス系の種目を行うシチュエーションのみならず、他の使い途でもアイディアが浮かびそうです。まあ熱望はしてません。あくまで及第点としての意見です。