値段設定に関しては、どこもだいたい良心的と言える公営ジム。ビジター利用には持ってこいのプレイス。今回は新しめなところへ行って参りました。
・別にホムトレで間に合ってはいるんだけどもね
新鮮さを求めて外へ飛び出すこともあるのです。そこで思わぬ発見をすることもあるので特定の施設に拘らず、出稽古気分でたまに行くのが楽しみになっています。このシリーズでは利用してみた感想と、ついでに公式にも上がってなさそうな情報をお届けしていきます。
▼武蔵野の森 総合スポーツプラザ
利用料金は3時間大人500円、中学生250円でプールも利用可となってます。1ヶ月使い放題のフリーパスが7,000円で購入できます。入会金もかからないし、たくさん通うならお得ですが休館日が多いのが難点。それも月毎に変わるので確認が必要となります。トレーニングしたい時にできないとなると、ヘビーユーザーのトレーニーにとっては死活問題。1ヶ月契約するには二の足を踏んでしまうのが実情ではないかと思われます。
※なお規約により撮影は禁止となっておりました。
・設備
【有酸素系】
トレッドミル 12台
ニューステップ 2台
アークトレーナー 3台
エアロバイク 8台
【マシン】
トータルヒップ
シーテッドレッグカール
レッグエクステンション
アダクション&アブダクション
レッグプレス&カーフレイズ
バックエクステンション
チェストプレス
フライ
ラットプルダウン
シーテッドロー
クランチ
アームカール&エクステンション
ロータリートーソー&ツイスト
ケーブルクロスオーバー(CYBEX BRAVO)
【フリーウェイト】
パワーラック 1台
スミスマシン 1台
アジャスタブルベンチ 1台
ベンチプレス 1台
フラットベンチ 2台
プリーチャーカールベンチ 1台
アブドミナルベンチ 2台
45°バックエクステンション 1台
チン・ディップススタンド 1台
ダンベル1〜30kg(IVANKO)
【ボディリペア】
チェストリンク
ロウリンク
クロスコアリンク
コキシアリンク
ソウアスリンク
ショルダーリンク
カッコ書きでメーカーを記してある物以外は全てセノーの製品で、マシンはファナシスというブランドです。公式にもある通り初心者〜一般向けに作られているシリーズのせいか、どれも積んでるウェイトスタックは軽め。と言いつつ私には十分な量ですが。
で、ボディリペアてなんやねん。
公式サイト(セノー)曰く
「ボディリペアは、Comfortable(快適)・Link(連動)・Effective(効果的)・Safety(安全)をコンセプトに、より幅広い年齢層のユーザーにより多くのトレーニングをお楽しみいただける新感覚コンディショニングマシンです」
そこで、運動速度に応じた適切な負荷レベルを自動で設定、動かすだけで最適な負荷レベルになるというおまかせトレーニングなるプログラムでショルダーリンクに挑戦。
鍛えるというよりリハビリ的な感じなのかな?と、動かしていたら何故か肩がパンパンに。どうも使い方を間違えてるっぽい。頭でも体でも要領を得ないモヤモヤだけが残りました。お試しあれ〜
▼一番気に入ったマシン
これはトータルヒップというマシンなんですが、初めて遭遇しました。前後左右股関節が動く方向に負荷をかけることができます。特に後方に脚を振り上げる使い方をした時は、お尻への効きが抜群。女性に人気のあるマシンです。
・ジムあるある
これはほとんどのジムで常識かとは思いますが、ご利用の注意点の中に「大声を出してのトレーニング、会話は周りのお客様にご迷惑となりますのでご遠慮ください」とあります。よって声に出してのライウェイベイベーは自粛願います。
・ご当地ルール?
各マシンに貼り紙がしてあってその中に小さい字で、インターバルは30秒を推奨しています…との文言が。ここ武蔵野の森 総合スポーツプラザのジムでは30秒のベリーショートインターバルという厳しいルールが課されていて、ハードなトレーニングを強いられている利用者の身が心配になりましたが、レッグエクステンションのマシンに座ったまま悠久の時を過ごしているお婆ちゃんを見て和みました。
・どうしても気になった点
例えば、ダンベルの重さが足りないだとか、もっとフリーウェイトのスペースを拡充した方がいいだとか、あのマシンを導入した方がいいだとか身勝手な私の要望ではなく、あくまで一般的な利用者目線の意見を。
ずばり、アジャスタブルベンチをもう一台増やした方がいい。
どういう事かと言いますと、現在このジムにある唯一のアジャスタブルベンチはスミスマシンとセットに設置されている1台のみ。
インクラインの角度でダンベルの何がしかの種目をやりたくても、定位置となっているスミスマシンの側からダンベルなどを扱うフリーウェイトのエリアまでは距離があって、鉄の意志を以ってして図々しくベンチを移動させてきたとしても(到底そんなことが許されそうな空気ではない)、そこは既設の器具でいっぱいでスペース的に余裕がありません。(無駄にフラットベンチが2台あるし…)
逆にダンベルをベンチの方に持ってきたらどうかと言うと、そこでインクラインサイドレイズをやっている人がいて、その側ではスミスマシンを使いたい人が順番を待っている…なんて光景を実際に目にしました。
まだ利用者がきちんとマナーを守り譲り合って使っているから、このジムの平和は守られていますが、スミスマシン備え付けの物とは別個にアジャスタブルベンチがあった方がいいと言うか実際不便なので、なきゃダメだろうと思います。
で、フラットベンチ1台を撤去して、そこに置く。解決。
このような公営ジムの設備に関しては、一方でとある地方のリニューアルしたての公営ジムでの話なんですが、マシンの選定はいったいどなたがされたんですか?とポジティブなテンションで尋ねたくなるような、マニアックなラインナップを揃えている場所もありましたので
どんな設備を備えているかによって、どこのどなたかは存じませんがトレーニングを分かってますなあと唸ったり、ご自身はあまりトレーニングしない方によって選ばれたのかな…と少しがっかりしたり、全く預かり知らぬ誰かのセンスを問うて勝手な想像を巡らせるのも楽しかったりしますので、どうぞ。
コメントをお書きください