満場一致でマストアイテムなはずなのでオプション扱いであること自体不満…で、個人的にはお馴染みのディップスアタッチメントの使い方についてお伝えします。
▼ストレートバー
バーの向きは真っ直ぐ。セーフティラックに差し込むだけ。普通八の字方向に付いていた方がやり易いらしいですが、わたしの好みではありません。以前まで使用していた自作のディップススタンドでも、その点にはこだわった仕様にしてました。
チンニング兼用のスタンドもしかり、ほとんどのディップススタンドはボトム位置の姿勢では膝を軽く畳まないと足が床に着いてしまいますよね。まあそれは普通の事なので別にやりにくいわけでもないから、グリップの位置がもっと高かったらいいのになあだなんて思った事ないんですが、とりあえずパワーラックではバーの位置を極端な高さに設定する事が可能です。
普段は、みぞおちがある高さに設定して行っていますが、最大限セーフティラックを引き上げると肩よりも高い位置になります。(わたしの身長は168cm)
▼5のメモリの位置がギリギリです。
上にシャフトのホルダーがついてるから、この位置が限界となります。何はともあれ、これでディップスをやってみましょう。
▼ハイバーディップス!!
※バーを内側装着でやると枠に頭がぶつかる為、外側装着で体も外向きにして行っています。
ご覧の通り、ボトム位置でつま先まで伸ばしていても床からの距離に余裕があるので、体を真っ直ぐに保ったままディップスが可能です。体操の選手も補強で平行棒を利用してディップスを行いますが、平行棒は2mもの高さにあって、体をピンと伸ばしたまま、さすがのちょ〜ストリクトなフォームなんです。それを真似してみようかと思ったら、なんだ同じ要領でできるじゃないかというわけで。
▼上に伸びあがり〜の!はっ!…ゴン!(嘘)
ご心配なく。天井も、わたしの頭も無事です。なお170cm以上の方はハイバーにしても足がついてしまう可能性が高いです多分。残念っした〜。
はい、ディップスアタッチメントの正攻法による範囲内での活用方に関しては以上です。
ここからは裏技というか、こんな使い方しても大丈夫ですかね?とメーカーに問い合わせれば、そりゃダメって言われるに決まってるラインを超えた安全は保証できない次元に差し掛かってまいりますよ〜。
▼さらなる高みへ! 掟破りの超ハイバー!!
さっきは5の位置が限界って書きましたが、実はもっとイケるんです。メモリが1になる位置が一番高く爪を引っ掛けて固定できる限界の位置なんですが、シャフトのホルダーを上に押し上げておく分には、まだ上部の方に空きがあるので可能です。するとセーフティラックを2の位置で固定することができるようになります。
この高さのバーに体重をかけるとさすがに振動が気になってきます。加重が過ぎると重量バランスが崩れるかも。でも、やることはディップスではなく…
▼ニュートラルグリップでのチンニング!
膝スレスレだけど、出来ます!
さっきも同じようなこと言いましたけど、170cm以上ある方は足ついちゃうかもです。残念っした〜。まあわたしは背低いんで楽勝です。
▼あーもう背中の成長が捗ってしょうがないよ!!
なんてね。あくまで推奨されてる使い方とはかけ離れてるから、お家にパワーラックがある良い子は気をつけてやってね!
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